もしも神様が現れて、
「今あるあなたの悩みを一つだけ消してあげよう」
と言ったら何を消してもらいますか?
わたしは迷わずこう言います。
「私という心を消して欲しい」と。
今あるこの耐え難い苦しみ。
苦しみの全てを作り出しているのは、
自分の心の中にある「私」という心だから。
私という心さえ無くなれば、わたしは苦しまなくてすむ。
これから先ずっと、苦しみに出会う事も無くなるだろう。
そして、何にも邪魔される事なく、自由に本当の自分で生きてゆける。
けど、人の心は良くも悪くも変わりやすい。
もしも神様が、「私」という心を消してくれたとしても、
また、「私」という心が芽生え始めるだろう。
それが人というものだろう。
そして、わたしは気が付いた。
「誰に頼っても無駄だ。結局は自分で消してゆくしかないんだ」
「私」という心を消す事は、他人の為だけに生きてゆこうという事ではない。「私」という心の状態が無くなっても、自分の望む人生を生きられる。そして、必要であれば困った人を助ける事に尽力して生きてゆける。だから、「私」という心が無くなる事を恐れる必要はない。恐怖ではなく、本当の強さと幸せに出会える。これからも、わたしは「私」という心について考えてゆこうと思う。
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