クンバハカ法


ストレスを感じにくくし、ストレスや不安にも打ち克つ強い自分をつくります。願望を達成するには何事にもひるまない強い自分であったほうがより近道になるはずです。それに誰しも弱いよりかは強い人間になりたいと望むはずです。体から入って心身を強くしていく方法を紹介します。


ご存知の方もいらっしゃるでしょう。自らも壮絶な人生を送られ、東条英機、山本五十六、松下幸之助など当時の各界、日本の国の指導者の方々にも影響を与えられ、心身統一法を広められた中村天風先生が教えていたクンバハカ法です。


クンバハカ呼吸法のページを削除し、クンバハカ法のページと統合しました。(2017.10.22)


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上丹田、下丹田



上丹田、下丹田


まず、 丹田(チャクラ) について説明します。丹田は数箇所に点在しますが、ここでは上のイラストに記載の上丹田、下丹田(じょうたんでん、げたんでん)の説明だけしておきます。場所には多少個人差があります。


(1)上丹田
 眉間の真ん中です。目をつぶって寄り目気味にし、それを少しずつ上にあげて行くと何か感じる場所があるはずです。第三の目とも言われます。


「気」はここから入ってきます。知性の場所であり、念ずる、祈る、そういった想念するときに意識を持っていく場所です。


(2)下丹田
 おへそに人差し指を当てて、小指がくる辺りのお腹の中心です。腹が据わる、胆力があるなどを指す場所で、度胸や動じないといった心の強さと関係する場所です。


上丹田(眉間)から入ってきた「気」がここに集まり、それから各急所(ツボや各丹田と呼ばれる場所)に送られます。一般的に丹田と言えば、下丹田を指す場合もあります。

三位一体(さんみいったい)



クンバハカにさらに何点か付け加えてご紹介します。クンバカとは、ヨガで止息(息を止める)の事で、ヨガの秘伝中の秘伝クンバカが基本になっています。以下の3つを三位一体で行っている状態をクンバハカと言います。

  1. 肩の力を抜く
  2. 肛門を締める(以下、お尻)
  3. 丹田(下丹田)に気を込める



お尻を締めると「気」の流出を防ぎ無駄にエネルギーを消耗するのを抑えます。あと、戦闘モードに入った時など「よし、やるぞ!」というような時とか「危ない!」って危険を感じた時などに自然とお尻に力が入っている事にお心当たりのある方もいらっしゃると思います。私は、軽いケガで済んだとか難を逃れた経験があります。


クンバハカの状態は勘も冴え、判断力や、集中力やあらゆる能力が高まり、最も神聖なる体勢と言われており、この体勢を取った時、人間の生命体が霊体化するとも言われています。


霊体化とは、三次元の世界を超越してもっと高次元の世界と交わり人間の眠った能力を引き出すと言う様な意味です。


すべてにおいて個人個人感覚や場所など違いがありますので、なかなか言葉だけでは理解しづらい事が多々あります。私が実践して来た上で気づいた事も含め、なるべく分かりやすいように説明します。


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クンバハカ法の練習



呼吸というものは、口から吸って外気を直接肺に送るのはお勧めできません。吸う時は鼻、吐く時は口または鼻で行う事をお勧めします。鼻から吸うと外気が鼻の粘膜を通るのでホコリや雑菌を減少させると同時に空気に適度な湿度を与えます。あと、口内の乾燥を防ぐので口臭を緩和させます。そして、鼻から吸ったほうが、「気(この宇宙を創造し育む、肉眼では見えないエネルギー)」を体に取り入れやすいと古来より言われています。


リラックスした状態で、お尻を締めるイメージで行います。自然に背すじを伸ばして腰も丸まらないようにし肩の力を抜きます。


・肩について
特に、肩に力が入らないように、よく注意してください。肩に力が入るとマイナスの感情に支配されやすくなるので日頃から注意です。力が入りやすい肩を中心とした上半身の力を抜くことで、下丹田に気が落ち着きやすくなります。肩については、「肩と緊張とネガティブ感」もご覧ください。肩の緊張が取れにくい時、顔を上に向け腕を下に垂らした状態のままで肩を上にグーっと持ち上げてからドーンと下に落とし肩の緊張を抜きます。あと、肩を回したりしてもけっこうです。


・頭部について
次に、頭部もリラックスさせるようにします。つまり、脳に集中した力みも抜きリラックスさせます。その時の状態、個人個人により様々ですが、感覚として言うと、右脳側、左脳側、眉間(上丹田)等に過剰な力みが発生し脳が固まっている場合もあります。脳を使った後や、悩みが多くて頭が痛いと言われる状態の時などがそうです。たぶんこれは、ご自身が意識してみるとわかると思います。目を閉じ頭部に感じる力みを脱力させる様に意識してみてください。参考までに、頭部の力みが首から体へと下がっていき、最後に足の裏から出て行くイメージを行うのも良いかもしれません。

  1. 背すじを伸ばして姿勢を正し、肩の力を抜き、次に頭部の力みも抜いて気持ちをリラックスさせる
  2. 上にスーっと軽く引き上げる感じでお尻をしめる
  3. 上丹田から気が入ってくるイメージで鼻から4秒ほど吸い、取り入れた気を下丹田にを込めるように下腹をわずかに膨らます
  4. 口から7秒~10秒ほどかけ、長めにゆっくりと吐く
  5. お尻をゆるめる

これら一つ一つの動作は、慌てずじっくりと確認しながら行ってください。


これをいつでも、どこでも、何度でも繰り返し行います。この動作では息は止めません。これ自体が呼吸法にもなってますが、まず、お尻を締める事に慣れるのを目的にします。


下丹田の位置感覚は人それぞれ違うし、慣れるまで分かりづらいと思います。腹の上の方に意識が行きがちですが、ヘソのけっこう下のほうを意識するようにすると良いです。


慣れるまでは、ゆっくりの動作になりますが、いつでも、瞬時に三位一体の状態を作り出せる事が目的です。慣れるとこの状態を長く維持できる様になってきます。


なにか有事の際には、この三位一体のクンバハカ状態で息を止めると、災難に対処する潜在的な能力が発揮されると言われています。


クンバハカを行うと腹が座り物事に動じにくくなり、パワーやプラスの気が湧いてくるのがわかります。それに上丹田の活性化も感じ思考力も増します。あらゆる面で自分が強くなって行く事によって、トラウマの克服にも役立つはずです。


いつでも、どこでも、どんな時でも無意識に行えるためには、反復する事によって潜在意識に刻み付ける必要があります。


続けていると、自分の中の何か新しい変化に気づきはじめるはずです。

クンバハカ法に止息を取り入れた、クンバハカ呼吸法



(2)クンバハカ呼吸法


クンバハカ法に、「止息(息を止める)」を取り入れたクンバハカ呼吸法です。自分の心と体の中にあるネガティブで悪い気を吐き出し、ポジティブな良い気(この宇宙を創造する最強のエネルギー)を取り入れたい時などに行います。あと、心身が消耗した時やテンションが上がらない時、頭がぼーっとしてる時にもお勧めします。基本的にはクンバハカ法と同じです。

  1. 背すじを伸ばして姿勢を正し、肩の力を抜き、次に頭部の力みも抜いて気持ちをリラックスさせる
  2. 上にスーっと軽く引き上げる感じでお尻をしめる
  3. まず、鼻から普通に4秒ほど息を吸い、下腹を軽く膨らます
  4. 口から10秒ぐらいかけてゆっくりと吐く。この時に自分の中から、悪い気や感情、あらゆるマイナスなものが吐き出されてゆくことをイメージする
  5. 吐ききったら、この宇宙に満ち溢れる「気」のエネルギーが「眉間(上丹田)」から入り「下腹(丹田)」に集まるイメージをしながら、わずかに下腹を膨らませながら気を込め、7秒ぐらいかけてゆっくりと鼻から吸う
  6. 吸い終わったら7秒~21秒(7の倍数)ぐらい息を止め「下腹(丹田)」に集まった「気」が体のすみずみに行き渡るところをイメージする
  7. 次は肺にイッパイ溜まった二酸化炭素を口からゆっくり吐き出してゆき、吐ききったら呼吸を整える

これを3回ほど繰り返し行えば良いと思います。


きっと心身共にエネルギーを感じ頭も冴え集中力も増してるはずです。個人差があるので、無理をして息を止めるのは危険ですので注意してください。日々、瞑想を行いながら、必要に応じてクンバハカ法、クンバハカ呼吸法を行い、心身を鍛え上げて行くことができます。


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“クンバハカ法” への2件のフィードバック

  1. 私も天風先生の教えに出会って10年ほどクンバハカを実践しています。はじめは意識しなければできなかったし、そもそも正しくできているのかもよくわからなかったのですが、続けているうちに自分なりにシックリくるようになりました。今では無意識に肛門が閉まるようになっています。習うより慣れろですね。

    1. mさんがおっしゃる通り、習うより慣れろですね。いつどこでも行えますし、自分で有益だと感じたものは、とことん信じて続けて行くことが大切かと思います。肛門を締めると同時に余計な場所に力が入ってしまっては駄目だと思います。いつでも、上半身の余計な力を抜く事、つまり肩の力を抜く事の大切さも記事にしました。「肩と緊張とネガティブ感」クンバハカなどのこういったものを日頃から行ってると、すぐパニックになって慌てふためく方、決断力に乏しい方、度胸や落ち着きがない方などは特に効果を実感しやすいはずだと思います。

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