瞑想


まず、瞑想という行為は、自分自身を見つめ、悩みや苦痛について考え、その根源にあるものが何であるのかを知り、そこから自分を開放する為の手段として始まった行為であると言えるでしょう。


違う言い方をすれば、我々を創造し育む大宇宙(神)と繋がり、ヒントや答えを得る為の手段とも言えます。


その他には瞑想の作用として、集中力や直感力を養い、精神のリラックスや心の浄化と潜在意識の浄化を図る方法として行います。

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解脱



古来より、物事に囚われない、いわゆる「無」と言われる無我の境地に至る方法として行われてきた瞑想。


現代では、瞑想と言うと、ヨガや禅など、またはそれらの効果を科学的に分析して体系化したマインドフルネスなどが代表的です。


仏門の禅宗の世界から庶民に広がり「ダルマさんが転んだ」で有名な達磨大師ですが、遥か昔、インドより来遊し中国の嵩山少林寺に行き着きました。


伝説の域を出ない面もありますが、そこで9年間壁の前で座禅(瞑想)を行ったために足が腐ってしまったと言われています。ちなみに、足の無いダルマさんのルーツはここにあるようです。


この話でもわかる様に、瞑想というものは簡単に行えるものの様には見えますが、本来その道は深くとても重要な位置づけにあり、解脱(人間の中のあらゆるものを超越)するために行ずるものであることもお忘れなく。


とは言っても、日常生活に適度に取り入れれば、能力の向上、心身の健康の向上に役立ちます。ただ、人によっては副作用が確認されるようです。それについては後述します。


瞑想の仕方も、色々とあります。ここで紹介するものだけではありませんが、ひとつ紹介します。

瞑想のやり方



まず正座でも、あぐらでも、イスに座ってでもかまいません。楽な座り方をし、肩の力を抜き、背すじを自然に伸ばし、手は膝の上でも下腹の前でもかまいません、楽な所に置きます。


ここで、クンバハカのようにお尻を軽く締めても良いです。僕はお尻を軽く締め下丹田(下腹)をわずかに膨らまし気を込めたクンバハカ体勢で行う事をお勧めします。理由は後述します。


意識を向ける場所は人それぞれあり、上丹田に意識を置く人もいますが、基本的には呼吸に意識を集中させます。


瞑想ですから、目は閉じます。半眼の方が集中しやすい方もいるようです。吸うのは鼻、吐くのは口鼻どちらでもいいです。鼻だけで呼吸を行えるならスムーズな呼吸ができるかもしれません。

  1. クンバハカの体勢をとる
  2. 意識は呼吸に向けていく
  3. まず吐く。10秒ぐらい
  4. 吸う。7秒ぐらい
  5. 息を止める。1~2秒ぐらい



これらを繰り返して、10分~15分ほど行います。朝晩、朝昼晩など、日に2、3回行うと良いです。


呼吸の時間はあくまで目安で書いてますが、大事なのは、呼吸に意識を向け、自分に合った深くゆったりとした呼吸をすることです。


頭の中を空っぽにし、ひたすら呼吸だけに意識を集中させます。呼吸に意識を向けていると、今、この時この瞬間を生きているんだなと感じます。自分が生きてる今この瞬間を感じ、集中してください。


まだ来ぬ未来への不安、すでに過ぎ去りし変えられようの無い過去への執着。それらから自分を解き放ち、今を生きます。今に集中する事だけが、これから先の未来を創っていきます。


瞑想を行っていると、何らかのビジョンが頭に映し出されたり、いま自分に必要な何かしらが突然ひらめいたりする事もあるかもしれません。


瞑想を行い、自分を外界から遮断して、自分の内なる世界に意識を向けて深く見つめることも、魂を持つ人間にとって大切なことです。


また、とても深い瞑想が必要ですが、メンタルブロックを外すことも、人によっては可能になってくるでしょう。


深い瞑想状態に入ることは容易ではありませんが、瞑想が深くなれば深くなるほど、過去の嫌な出来事や感情などが蘇り、不快感に襲われる事があるようです。これらが絶え難く感じるようであれば瞑想は中止してください。


僕自身も含め、多少の不快感なら多くの人にも表れるようですが、過去にとても大きな心の傷を負っている方などは、瞑想の副作用としてこういったものが酷い場合、稀に精神的障害を引き起こす方も確認されているようです。


こういった方でどうしても瞑想を行いたい場合は、専門の指導者の元で教えを受ける事をお勧めします。


先述した、僕がクンバハカの体勢で瞑想を行う事をお勧めした理由ですが。


実際に日常生活の中でお尻を締めるという行為を試されてちゃんと出来てる方には解ったと思いますが、ストレスを感じる時に行うと、腹も据わりストレスを感じにくくなったのではないでしょうか。


この「最も神聖なる体勢」クンバハカ体勢で瞑想を行うことで、過去のネガティブな記憶が蘇っても、それに動じず向かい合い、受け入れ、認め、解き放ちます。これは僕自身の考えですが、こういった理由です。


瞑想は危険性より良い効果の方が多く認められているので普通はあまり気にせず行っても良いと言われています。しかし、うつ病など他、精神疾患のあるかたは、自分で始める瞑想ではなく専門の療法士や医療機関などでの治療を行う事を最優先にしてください。

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第一線で活躍する方々は特に、瞑想の重要性を知っている



近年、世界的にマインドフルネス(お釈迦さまの教えに始まる禅やヨガをルーツとするもので、過去や未来に心を囚われず、今あるがままを受け入れつつも、今この時を生きる方法)をGoogle、Intelなどの世界大手企業が社員教育プログラムに採用したりするなど、瞑想ブームが巻き起こっています。


ブームと言っても、瞑想は決して流行りすたりで行うものではありませんが、その効果と必要性が地球規模で認められています。Apple創設者の故スティーブ・ジョブズ氏が禅を行っていたことも有名です。


東洋西洋を問わず、大きな決断や重い責任を求められる国や企業のリーダー層や、何かの道を極めようとしている人々などは、瞑想や呼吸法を日常に取り入れられている方が多いです。


イチロー選手など、幅広い分野の方々に重要視されています。安倍総理もTV出演の際よく言ってますが、国会の答弁の時など、心を落ち着かせるために4・7・8呼吸法を行いながら喋ったり、瞑想も行われているみたいです。


紀元前4~5世紀頃にインドの一国の王子として生まれ、後に仏教を開いたお釈迦さま。この世の宇宙の真理に目覚め、悟りを得たのは難行苦行よりも、瞑想や呼吸法によるところが大きいと言われています。瞑想や呼吸法といっても方法は様々あります。必要に応じて使い分けたり、自分に合うものを見つけ実践して行けばいいと思います。


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