丹田呼吸法


よく知られた、座禅などで行う、丹田の一点に心を鎮める呼吸法です。丹田とはこの場合、下丹田の事で、臍下(せいか)とも呼ばれます。丹田の位置については、クンバハカ法を参照してください。


丹田に、心を鎮める事を重点とした呼吸法です。丹田呼吸法もいろいろとありますが、一般的な腹式呼吸は腹をへこましながら息を吐き、吸いながら腹を元に戻しますが、まず最初に、逆腹式呼吸の方法で行う丹田呼吸法を紹介します。

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逆腹式で行う丹田呼吸法



慣れると、立ってでも出来ますが、とりあえず、イスに座る、または床にあぐらの姿勢で座ります。


1.まず、肩の力を抜き、背筋を自然と伸ばす
2.下腹を(丹田)へこませながら、4秒ぐらいを目安に鼻から息を吸う
3.へこませた下腹を自然に戻しながら、鼻または口から出来るだけゆっくりと、長く吐いていく


腹を自然と戻している時、丹田の一点に、「気」や「圧力」がかかってくるのが分かると思います。腹が据わって、物事に動じないズシっと安定した気持ちになるはずです。このまま呼吸法を続け、目を閉じるか半眼にし、瞑想に入ってもいいです。


腹式呼吸なら、比較的に誰でもすぐ出来るはずですが、丹田に気を置く、意識を置くといったような呼吸法は、慣れるまでかなり練習が必要となるはずです。成れない方は、一般的な腹式呼吸で行ってもいいです。

一般的な腹式で行う丹田呼吸法



1.下腹(丹田)をへこませながら、鼻または口から出来るだけゆっくりと、長く吐いていく
2.自然に下腹を元に戻しながら、息も自然に鼻から入ってくるだけ吸う

こういった感じになりますが、逆腹式、腹式、どちらか簡単に出来そうなものから行ってみて、丹田の感覚を感じられるようになってみてください。


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