4・7・8呼吸法


眠れない時に、3セット行い、1分で眠りにつく呼吸法としてもけっこう有名ですが、知らない方もいると思います。安倍総理もお気に入りの呼吸法が、この、4・7・8呼吸法です。国会の答弁の時なども、この呼吸法で息を整え、気分を落ち着けているとおっしゃってました。


しかし、大阪の森友学園の格安国有地問題に関する、国会での野党への猛反論の様子をご覧になった方は知ってるでしょうが、超しどろもどろで、少し我を見失ったかのような様子で反論していましたね。


TVの前で思わず、四、七、八! 四、七、八!って手拍子をしたのは僕だけでしょう・・・(笑)日本を代表するリーダーでも、セルフコントロールする事は難しいんだなと少し感じました。。

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4・7・8呼吸法のやり方



この4・7・8呼吸法は、アリゾナ大医学部のアンドリュー・ウェイル教授が考案した瞑想の呼吸法のやり方なのですが、眠れない時に行うと、たった1分で眠りにつける呼吸法と言われてまして、ちなみに僕は、眠れない時ってものの割合が、3/365ぐらいしかありませんので、試そうと思った時にはすでに寝てしまってますが、やはり、他のいろんな呼吸法と同じで、自分の呼吸に意識を向けることでリラックスへと導くという事です。


1.「4秒間、鼻から吸う」
2.「7秒間、息を止める」
3.「8秒間、口から吐く」


クンバハカ法のように、お尻を締めるという動作はなく、腹式呼吸のように腹をへこましたりする動作もありませんし、決して難しくも無いシンプルな方法です。秒数にこだわっている呼吸法ということでしょう。


クンバハカに、この秒数を取り入れてもいいかもしれません。あと、座禅などで行う、丹田呼吸法で行うと良いかもしれません。呼吸法や瞑想は様々な方法があるので、何か一つ自分に合ったものを見つけられると良いですね。

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呼吸法で自律神経のバランスを整える



ご存知でない方のために。医学的に言うと、自律神経が体の胃腸、心臓などを働かせているわけですが、自律神経は、交感神経と副交感神経の二つから成ります。交感神経は緊張状態、副交感神経はリラックス状態の時に優位に働いています。自律神経は無意識的に、二つのバランスをコントロールしているわけですが、どちらか一方が優位になり続ける偏った状態が長く続くと、いろんな体の不調がでてきます。食欲不振、頭痛、不整脈、動悸、不眠、倦怠感などの自律神経失調症といわれるものですね。


自律神経のバランスが崩れると、免疫が低下していき、癌などの様々な病気を発症するとも言われています。それだけ、この自律神経というものは大切な体の機能なんです。


人間は、副交感神経よりも、交感神経が優位に働く状態が長く続くと言われています。つまり、緊張やストレスを溜め込み過ぎやすいということですね。リラックスした状態だけでは生きられませんからね。


免疫力を高めて、あらゆる病気になりにくくするためには、副交感神経の働きを高める(リラックスする)事が大切と言われています。ちなみに、最近の学説では、ストレスに立ち向かう人も、寿命が長く免疫力も高いと言われているようです。


自律神経や呼吸は、人間の無意識の領域にあるわけですが、唯一、呼吸法によってその無意識の領域を意識的にコントロールする事ができます。吸う息は交感神経を活発にし、吐く息は副交感神経を活発にします。副交感神経を活発にするためには、吐く息を特に意識する。なので、たいていの呼吸法は、吸う息よりも吐く息を長く行います。


昔から、「長息は長生きに通づる」とも言われ、長唄を歌う方や禅僧などには長寿の方が多いと言われています。


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