タイトルの通り、こういったものに嫌悪感を示す方はけっこういらっしゃるでしょう。自己啓発や成功哲学などは世の中にはたくさんあります。中にはおかしげなものもあるかもしれません。セミナー等などでも、見てると不気味さ漂うようなものもあるでしょう。徹底的に「全ては自分の責任だ!」的な事ばかりを言うような、自分の責任をとことん追及していくようなものもあるようです。
誰しも間違いを招いてしまうことはありますが、これじゃちょっと頭がおかしくなってしまいますね。けど、今まで全てを周りの責任にばかりしてきたというような方が、もしいらっしゃるなら、自分から始まる因果関係について学んだり考えたりすることも必要であるかもしれません。
現在の自分を否定する事を恐れて自分が変わる勇気を持てなかったり、絶対的に自分が正しいという自我の強さを捨て切れなかったりという様に、いつまでも自分だけの考え方にしがみ付く事を続けていても、今まで通りの事を繰り返していくはずです。
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自分を変えていくことで人生を自分でコントロールしやすくしていく
自分から始まる物事との因果関係について、今、目の前にあるものは過去にさかのぼって自分の過去の行いに原因があったり、もっと話しを広げれば、前世からの因果関係が現世に幸、不幸をもたらしているというような考え方もあります。
仏教の教えなどにもそういう考え方が含まれています。話がここまでくると、普通一般人には理屈ではわかっても、実感することは難しいでしょう。なにか神秘体験をして異次元を見てくるか、直感的に何かを感じ信じるしかないと思います。
自己啓発、成功哲学は、アドラー心理学をベースにした考え方を持っていたりと、信頼できるようなものは細かなところは違えど、本質的には同じような方向性を持ってると思います。
基本となる考え方に「愛」が含まれており、自分の利益だけを追求するのではなく他者に対する愛も重要であると。聖書や仏典、名高い哲学者の言葉に答えを求めている場合も多いです。
潜在意識の力を利用する自己啓発でよく使う自己暗示やイメージングなどもそういった賢人達の教えに繋がっていくはずです。
暗示については現代では催眠療法などの治療分野もあります。イメージングもスポーツ選手のトレーニング方法に広く普及しています。
人が発する言葉にもパワーがあります。日本に古来から伝わる「言葉には霊が宿り力が宿る」とする言霊信仰があったり、聖書の一章一節に「初めに言葉ありき、 言葉は神と共にありき、 言葉は神であった」などとも言われています。
日本の仏教でも念仏やお題目や、あらゆる真言と言われる古代インドのサンスクリット語の言葉を何度も何度も絶えず唱えます。繰り返し言葉を発します。
他に、ジョセフ・マーフィーのニューソートなどもキリスト教の流れを汲みます。祈りや自己啓発的な言葉を繰り返すことを科学的に体系化し潜在意識に働きかけるといったものが、成功哲学書類には多く含まれています。これらについては、人生を自分でコントロールできる可能性への「気づき」や毎日行うと「良い」3項目を参照してください。
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自分自身に、どう当てはめてゆくか考える
成功哲学書にいろんな成功者や偉大な功績を収めた方々の成功例が記述されていることが多いですね。このように、人生を成功させるための教えが説かれてるわけなのですが・・・
大切なことは何か?
数学の教科書の公式通りに計算し答えが導き出されるかのように、自己啓発・成功哲学の教えをそのまま鵜呑みにして行っても、あらゆる成功者と同じ結果がでるとは限らないということです。余計な事を考え過ぎたり、また考えが足りずにかえって失敗するかもしれません。
こういったものは、あくまでヒントや助言と捉え、最終的にこれらは何を言いたいのか?「本質を読み取る」ことが必要です。そして、自分でしっかりと考え行動し検証していきます。
それでも、人生80年だけでは到底知り得ることが出来ない経験や知識を他人から学べる事は、とてもありがたい事です。
自己啓発書・成功哲学書といったものの良書と言われるものは、正しい努力の仕方と正しい方向に向かう為のヒントを示してくれるものです。
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