「それはそれ、これはこれ」といった境界線を取り除く。既成概念や固定観念も、またしかり。

迷いや悩みといった問題の解決策や、その為のヒントになるものを捜し求めている方々は沢山いると思います。僕の書かせてもらっている記事は、抽象的な表現が多いです。つまり、具体的ではないという事になりますね。


それは、そう考えたり、それを行う事が、人生全般の向上に通ずる場合が多いといった意味からです。あとの細かな自分に当てはまる事は、自分自身で考え、色んな可能性を模索していく習慣を持つ必要があると思っているからです。なので、そういった表現をしています。


ある一つのヒントや助言が、一見すると関係が無さそうな場面や分野の問題解決に繋がる事がよくあります。様々な分野の研究段階などでもよくあり、そこから新たな発見が生まれ人類は、日々進歩しています。

柔軟な思考

自分で新たな発見を見出す為には、「これはこれ、それはそれ」といった様なものや、既成概念（社会で当たり前だと思われている通説や考え）や固定観念（自分がそうだと思い込み、頑として譲らない考え）を取り除いて柔軟に考える必要があります。


言い換えると、全てに通ずる答えというものは世の中に沢山あるのですが、自分の頭の中を区分けするために作られた、高い仕切りの壁が情報の行き来の邪魔をし、それに気がつかない事がよくあると思います。「これはこれ、それはそれ」ってね。


そういった、分けるという行為は、考えを整理するために必要な人間の習慣ですが、いつでもその仕切りを無視して考えられる事が、柔軟な思考へと繋がっていくと思います。ちなみに、変わり身が早い人は、思考が柔軟な人と言えるかもしれません。

地味でちょっとした事に潜む、大きな解決策

自己啓発！願望を叶える！強い自分になる！きっと北斗神拳の奥義のような究極の方法がある！ こういった様な感じで、真新しいものを捜し求めている方々もいらっしゃるのではないでしょうか？ たぶん･･･


けど、意外と何でもない簡単な事の中にも自分を180°変えられるヒントがあるかもしれません。それは、今まで自分が知ってはいたものの、あまり深く考えず気にはしてなかった事や、「たかがそんな事で変わるものか」と思う様な事かもしれません。


例えば、古くから伝わる「ことわざ」を自分の教訓にするだけでも、大きな自己啓発に繋がったりする事もありますよね。「急がば周れ」なども、日常のあらゆる場面で役立つことわざですが、今まであまり意識したことが無い方など、自分の仕事や人生に進展が無いと思う方は、言葉の意味を良く理解して、その考えを実践することで様々な変化を得る事が出来るはずです。


前に投稿させていただいた、「肩と緊張とネガティブ感」もそうですが、大して珍しくも難しくもありません。読んでいただき共感していただいた方もいるかと思いますが、２ヶ月近く経った今現在、失礼ですが、もう忘れて肩がガッチガチで過ごされている方もおられるでしょう･･･（笑


たかが姿勢、されど姿勢。姿勢を気にする職業の方や武道などを行われている方などには、お分かりの事ですが、背筋を伸ばして姿勢を良くするだけでも、集中力が増したり、エネルギーがみなぎったり、心も体もシャキっとしてきます。


姿勢が悪い方は、もしかすると、背筋を伸ばし姿勢を正す事で、あらゆる悩みが解決するかもしれませんよ。


「体の調子が良くない、人にバカにされやすい、彼氏彼女ができない、仕事のスキルが上達しない、良い仕事も任せてもらえない、自信が持てない」


人によってどういった成果が現われるのかは分かりませんが、パッとしなかったこの一週間を振り返ってみて、背筋を伸ばし堂々とした良い姿勢で過ごせてたでしょうか？ 「たかがそんなもの」なんですが、そんなものなんです。


近年、ネットへのアクセスは、スマートフォンでのアクセスが圧倒的に多い時代です。ながらスマホなど、色んな社会問題もあり、特に首の筋力の弱い女性など、首ヘルニアの患者さんも多いと言われていますね。PCでの操作に比べ、うつむき加減の姿勢が多いですからね。


普段からよほど姿勢に注意する習慣を持っていないと、前かがみのうつむき姿勢が定着してしまうかもしれませんね。スマホに姿勢を合わすのではなく、良い姿勢にスマホを合わせる。ただ、今度は腕に負担がきますが･･･ 日頃から筋トレで鍛えておきましょう（笑） 実際、筋肉量を増やすと様々なメリットがあります。僕は迷わずそう考え実行するタイプです。

あらゆるものを駆使した考え

「それはそれ、これはこれ」の区別はなく、縛られた考え方から抜け出し、あらゆるものに共通するヒントを見つけ出す。すべては、自分の人生の中にある一連の出来事です。些細な事からでも、いろんな繋がりが見えてきます。


人生の悩みについての答えは、なにも精神世界にのみあるとは限りません。人それぞれが見つけ出す事です。


人生に対する構えは、心構えのみならず、体の構え（良い姿勢）も大切であったりすると思います。


考えに縛られずに、頭の中の境界線を取り除き、ありとあらゆる可能性と自分の存在全てを駆使して、この世界に勝負を挑むのです。